鍵屋

大学生のきままなブログ

【本当に基本から!!】静電ポテンシャルと電場の式

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f:id:stonegod:20180607112939p:plain 2年になり、大学で『電磁気』の授業が始まりました。\\ \\難しい!\\ \\基本からしっかり押さえたいところです。\\ \\というわけで、本当に基本から始めていきたいと思います。\\ \\  \\ \\Q. q_1=+qC と q_2=-qC の電荷をもつ点電荷が、それぞれ\\ \\
r_1=(0,0,\frac{a}{2})\\r_2=(0,0,-\frac{a}{2})\\ \\に置かれている。\\ \\ 1.これらの電荷によるr=(x,y,z)における静電ポテンシャル\phi(r)を求めよ。\\ \\ 2. r=(x,y,z)における電場を求めよ。また、xy平面上の電場の特徴について説明せよ。\\ \\ まずは1から、静電ポテンシャルの式は\\ \\ \phi(r)=\frac{1}{4\pi\epsilon_0}\frac{q_1}{|r-r_1|}+\frac{1}{4\pi\epsilon_0}\frac{q_2}{|r-r_2|}\\ \\ここで、q_1=+q, q_2=-q,\\ \\r_1=(0,0,\frac{a}{2}), r_2=(0,0,-\frac{a}{2})\\ \\から\\ \\ |r-r_1|=\sqrt{x^{2}+y^{2}+(z-\frac{a}{2})^{2}}, 
|r-r_2|=\sqrt{x^{2}+y^{2}+(z+\frac{a}{2})^{2}}\\ \\これを使うと\\ \\ \phi(r)=
\frac{1}{4\pi\epsilon_0}\frac{q}{\sqrt{x^{2}+y^{2}+(z-\frac{a}{2})^{2}}}+\frac{1}{4\pi\epsilon_0}\frac{-q}{\sqrt{x^{2}+y^{2}+(z+\frac{a}{2})^{2}}}\\ \\である。\\ \\ 2.それぞれの電荷によるr=(x,y,z)における電場E(r)は、\\ 
\\E(r)=\frac{1}{4\pi\epsilon_0}\frac{q_1}{|r-r_1|^{3}}+\frac{1}{4\pi\epsilon_0}\frac{q_2}{|r-r_2|^{3}}\\ \\ここで、|r-r_1|と|r-r_2|は1.で与えている\\ \\r_1=(0,0,\frac{a}{2}), r_2=(0,0,-\frac{a}{2})\\ \\xy平面上ではz=0であるので\\ \\E(r)=\frac{1}{4\pi\epsilon_0}\frac{q}{|r-r_1|^{3}}+\frac{1}{4\pi\epsilon_0}\frac{-q}{|r-r_2|^{3}}\\ \\=(0,0,\frac{-q}{4\pi\epsilon_0}\frac{a}{ {x^{2}+y^{2}+(z+\frac{a}{2})^{\frac{3}{2}} }})\\ \\となり、xy平面上の電場は、-z軸方向を向き、原点で発散せず、原点から遠ざかるにしたがって \\x^{2}+y^{2}+(z+\frac{a}{2})^{\frac{3}{2}}に反比例して減少する。\\ (x=y=0でもzが∞にならないため原点で発散しないといえる)