新プラネタリウム建造計画~恐怖の穴あけ編~
スポンサーリンク
こんにちは
さて
新プラネタリウム建造計画が着々と進んでおります。
なんとか11月の文化祭には間に合いそうです。よかった。
では、今回は自作プラネタリウムで一番苦労する「穴あけ」について語っていきましょう。
穴あけとは
穴あけって何のこと?っていう方もいるかと思いますので、一応説明を。
今僕が作っているピンホール式プラネタリウムは穴の開いた球体の中から光を通してドームに投影するプラネタリウムです。
そこで僕はアルミのボウル(サラダボウルの”ボウル”です)を購入し、それに穴をあけピンホール式を実現しようと考えました。
このように原理は簡単なのですが、それはつまり、プラネタリウムに投影したいだけの星の数穴を開けなくてはいけないわけです。
これがまあ、控えめに言って
かなり辛い。
時間もかかりました。
しかし、逆に言えばここさえ乗り切ってしまえばあとは大したことはないともいえるわけです。
ここが正念場です。
穴あけの仕方
穴あけの方法もかなり単純です。
ピンバイスというものを使います。
小型のドリルのようなもので、指で回しながら使います。プラモデルとかで使うのかな?(よく知らない)
ぼくは東急ハンズで購入しましたが、大学近くの電気部品のマルツという店で売ってました。(わざわざハンズ行く必要なかったんかーとがっかりしました。)
これで前回作った星図をもとに穴をあけていくわけです。
①まず印刷した星図を切って、アルミボウルに貼りつける。
②等級ごとにドリルの刃の大きさを変えて穴をあける。
ぼくの場合は
1等星:1.5ミリ
2等星:1.0ミリ
3等星:0.8ミリ
4等星:0.6ミリ
5等星:0.4ミリ
としました。
なぜこんなことするかというと、ピンホール式のプラネタリウムは星の大きさで、明るさを表現しているからです。
つまり、穴が大きい星は明るい星を表しているということです。
さて、作業はこれだけで簡単かと思うかもしれませんが、5等星までの星の数は約3000個。根気よく行きましょう。
注意点
注意してほしいことがあります。
それはピンバイスが非常に折れやすいということです。
1ミリとか1.5ミリの刃とかは、手が滑って落としても相当なことがなければ折れたりはしませんが、0.5ミリ、0.4ミリあたりになると、ボウルに垂直に刃を入れなかっただけで折れることがあります。床に落とすなどもってのほかです。
何度もピンバイスを折ってきたので、偉そうなことは言えませんが、お金の面でも作業の効率化の面でもピンバイスは丁寧に扱っていきたいところです。
まとめ
この作業は、頑張ればだいたい1か月くらいで終わると思います。
ぼくはちょいちょい遊んでたりしたので2ヶ月くらいかかりました。
何度も言いますが、ここが自作プラネの山場といっても過言ではないでしょう。
ここを乗り越えればあとちょっとです。
頑張っていきましょう。
以上!!!