鍵屋

大学生のきままなブログ

新自作プラネタリウム建造計画~恒星球の材料編~

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こんにちはYes鍵です

 

 ぼくは大学で星を見たりするサークルに入ってるのですが、毎年6月に近隣に住んでいる小学生(中学生もかな?)を大学に招待して地学教室なるものを開いているんです。

 

その出し物の中で、毎回プラネタリウムを上映しているんですが、現在使っている投影機がかなりの年代物でして。

 

先々代くらいの先輩でもだれが作ったのかわからない代物なんです。

 

去年も地学教室や、大学祭なんかでも活躍したこの投影機なんですが、当然ガタが来ているわけで…

 

途中何回か電球切れちゃったりとかして、ハプニングに見舞われてしまっていたんです。

 

 

そこで、ぼくたちが作りなおそうと今年の4月に

『新自作プラネタリウム建造計画』が始動したわけです。

 

 

アルミニウム加工のコツ

今僕たちは恒星球(星を映し出すところ)を作っている最中です。

 

材料はアルミのボウル(重要)です。

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ステンレス製のボウルが一般的ですが、これはのちに穴をあける際、ボウルが硬すぎて小さな穴をあけることができません。また、ボウルを球にする際にも硬すぎて加工が大変です。

 

アルミのボウルはだいたい1~2時間くらい叩けば丸くなりますが、

 

ステンレスのボウルは毎日3時間叩いて1週間はかかると思います。(じぶんのステンレス加工技術が拙いこともありますが…)

 

かと言って、強くたたきすぎると穴が開きます。

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一度穴が開いてしまえば最後、もうプラネタリウムに使うことはできないでしょう。

 

ですから、コツとしては慎重に慎重を重ねて徐々に球に近づけていくことを心がけましょう。急がば回れというやつです。

 

アルミのボウルはステンレスのものよりも柔らかいのでさらに注意がいることは言うまでもないでしょう。

(アルミのボウルは大きさにもよりますが1つ1500~1900円したりするので、うっかり無駄にはしたくないところです。)

 

 

問題点

しかし、ここで問題が一つあります。それは、アルミのボウルの売られているところが少ないということです。

 

あたりまえですが、ボウルというのは本来、加工しやすいようにはできておらず、むしろ変形しにくいように出来ているわけです。

 

料理用にできていて、プラネタリウム用にはでいていないわけです。

 

よって、アルミよりも頑丈なステンレスが多く使われるようになってきたわけで大手のホームセンターや、一般的な雑貨屋ではまず売られていませんでした。(Yes鍵調べ)

 

ですから、金物屋とか、アルミニウム専門店とかでないと売っていないかもしれません。

 

金物屋はちょっと入りにくいかもしれませんが、「アルミニウムのボウルありますか」と聞いてみれば、親切に答えてくれると思います。

 

なかったとしても、ありそうなお店を紹介してくれるかもしれません。

 

正直、自分で手当たり次第にお店を探すよりも、お店の人に聞いてみた方が絶対に効率的で早く見つかります。

 

ボウルの大きさ

 最後にボウルの大きさですが、そもそもこれはプラネタリウムのドームの大きさによるところがあります。

 

参照:

投影機の設計をする

 

 恒星球の大きいほうが星の輝きがシャープになりますが、ドームが小さいと邪魔で見にくいこともあります。

 

 一例として、ぼくらの使っているドームが2.5メートルほどなので直径30センチのものを買いました。部室に持ち帰るのが大変でした。

 

これからの作業

 さて、ここまで恒星球の材料について話をしてきましたが、一番大変なのはここから始まるボウルへの『穴あけ作業』です。

 

 6000個(4000個?)ともいわれる穴をこれから空けようとして、気が遠くなりそうになっているわけですが頑張っていきたいと思います。

 

 

あ、言い忘れていましたが地学教室は無理としても11月の大学祭までの完成を一応目標にしています。(果たして間に合うのか…)

 

乞うご期待!!!!

 

以上!!!