【相振り飛車】対三間飛車の決定版!! ▲57銀型向かい飛車!!
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こんにちは
今日は相振り飛車での三間飛車対策を紹介したいと思います!!
その方法とは▲57銀型の向かい飛車にするというものです。
この方法はYouTubeで将棋動画投稿をしている元奨励会員ヤスさんの動画を見て学びました!
では具体的にどんなものか見ていきましょう。
▲57銀型向かい飛車とは
▲57銀型向かい飛車とは以下▼の画像のように銀を57の地点に構えた形です。
57に銀がいるからなんなんだよ!
と思うかもしれないので、メリットを紹介していきたいと思います。
メリット1:△54角を打たれにくい
相振り飛車で戦ったとき、負けるパターンとしてよくあるのが、
向かい飛車に組み直される
↓
△35銀と銀が来る
↓
△54角と打たれる
というパターンです。
この逆棒銀のかたちになってしまうと、残念ながら、もう受けはありません。2筋は突破されてしまいます。
これに対する対抗策は3つ
- 相手の銀を前に出させないよう戦う
- 仕掛けられるより先にこっちが仕掛ける
- 角を打たれないようにする
の3つです。
あくまで、ぼくの考えですが3の「角を打たせない」が一番簡単に逆棒銀を阻止できるできる方法ではないでしょうか。
そんなときに出会ったのがこの▲57銀型向かい飛車で、57に銀を出すために56の歩が伸びているんですね。
このため、相手は簡単には54の地点に角を打てないんです。
54に角を打てばすぐさま55と歩を伸ばして、角の逃げ場所がななくなってしまうからですね。
この角が打てなければ例の逆棒銀はできませんから、こちらも簡単には潰されることはありません。
このおかげで、こちらは安心して攻めの体制を整えられるわけです。
メリット2:速攻できるので、矢倉に対抗しやすい
この▲57銀型向かい飛車は守りだけでなく攻めにも有効です。
例えば相手が矢倉にしてきた場合を考えてみましょう。
この場合、矢倉が完成してしまうと非常に厄介です。
というのも矢倉囲いは縦方向の攻めに強い囲いなので、縦に攻める展開になりやすい相振り飛車では有利になることが多いです。
さて困りましたね!
矢倉という囲いは手数のかかる囲いなので、そこをついていきます。
相手が矢倉に組みそうだな…
と思ったらすぐに57の銀を進出させます。
以下
△45歩▲86飛(▲75歩は△同歩▲同銀△77角▲同桂△76歩でちょっとこわい)△71玉▲75歩△同歩▲同銀
でお決まりの逆棒銀が決まります。
以下△74歩なら▲84歩とついて
①△75歩なら▲83歩成。②△同歩なら▲同銀から銀交換して優勢です。
このように▲57銀型向かい飛車は矢倉にも対抗できるのです。
メリット3:角道が通っているので攻めやすい
57銀型に組むと角道を通したまま戦うことができます。
こちらが角道を通したまま戦えるということは、相手に角道を開けさせないことにもつながり、主導権を握りやすいのです。
また、角道が最初から空いているので角道を気にせずに戦いに駒組ができ、精神的にも楽かもしれません。(角道があいてるから気になってしまう…という人もいるかも)
以上の理由から、この▲57銀型向かい飛車は攻め好きの人にはおすすめの戦法かと思います!!
まとめ
ぼく自身、いままでは三間飛車になすすべなくボコボコにされてきました。
しかし、この戦法に出会ってから、いい勝負ができるようになってきたと自負しています!!
相振り飛車はいいけど、三間飛車に振られてしまって困っている!!
という方はぜひこの戦法を使って、三間飛車を討ち滅ぼしましょう!!
ではまた